2008年6月11日水曜日

http://www.yomiuri.co.jp/adv/nomura2/  60歳時点で夫婦の老後生活が22年間続くとすると、約1億111万円の資金が必要ということになります


住宅ローンの返済や教育費の負担から解放されたら、今度は夫婦の老後資金を考えなくてはなりません。それでは老後資金にはどのくらいの備えが必要なのでしょうか。右の図のように、旅行や趣味などを楽しむための、ゆとりある老後の生活費は夫婦2人で月38.3万円必要といわれています。また厚生労働省の「2006年度 簡易生命表」によると、60歳男性の平均余命は22.41年、60歳女性の平均余命は27.92年。仮に男性の平均余命に合わせて、60歳時点で夫婦の老後生活が22年間続くとすると、約1億111万円の資金が必要ということになります。
ちなみに、大卒の男性が60歳まで働いた場合の退職金は約2,490万円。退職金と年金を足しても、この金額に達するのは難しいのが現実です。定年退職後には想像以上に長い時間が待っています。夫婦で有意義なセカンドライフを過ごすには、今後減るかもしれない退職金や年金にばかり頼らず、早い時期から地道に準備しておくのが賢明といえるでしょう。

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