2007年7月23日月曜日

BRICs http://ja.wikipedia.org/wiki/BRICs

BRICs(ブリクス)とは、経済発展が著しいブラジル (Brazil)、ロシア (Russia)、インド (India)、中国 (China) の頭文字を合わせた4ヶ国の総称。本来BRICsのsは英語の複数形を表すが、BRICSとしてSが南アフリカ (South Africa) を表す場合もあり、さらにインドネシア (Indonesia) を加えた6か国の総称として「BRIICS」と表記することもある。アメリカの証券会社ゴールドマン・サックス社のインド人女性社員のルーパ・プルショサーマン (Roopa Purushothaman)(現在退社)が2003年10月に書いた投資家向けのレポート「BRICsとともに見る2050年への道」(Dreaming with BRICs: The Path to 2050)exciteの解説記事で初めて用いられて以降、広く使われるようになった。

BRICsは人口の増加、資本の増加、労働生産性の増加などを起因として経済成長を成し遂げ、2004年にはいずれも5~9%台の成長を果たすなど、近年では世界平均を上回る高水準の成長を記録している。今後はさらに資本蓄積・技術革新による生産性上昇なども見込まれており、IMFの予測によると2005-2006年にかけても、中国の8%台を筆頭に、軒並み高い成長を維持する見込みとされている。

結果として、現時点で世界のGDPの約8%を占めるに過ぎないその経済規模は、2039年に経済大国G7(アメリカ、日本、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、カナダ)の合計を上回り、2050年時点でのGDPは中国、アメリカ、インド、日本、ブラジル、ロシアの順になると予想されている。これにより、アメリカによる一極支配が崩れる可能性があると指摘されている。

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