2008年9月30日火曜日

売電事業

王子製紙 自社工場で売電事業
王子製紙は米子工場(鳥取県)に〇七年三月の完成予定で売電用タービンを設置し、電気事業者に一定量の新エネルギーの利用を義務付けたRPS法に基づきバイオマス燃料を使った電気の販売に乗り出す。
 同工場にはプラスチック・紙固形燃料(RPF)と廃タイヤ、木屑(くず)を燃料にした高性能ボイラ設備が完成している。
 同様に苫小牧工場(北海道)でも新設したRPFと木屑発電用ボイラ設備の余力を用いて数万㌔㍗の売電事業を始める。
 王子製紙は全国に十工場を展開し、関連企業の工場も含めてRPFを中心に廃タイヤ、木屑を使ったバイオマス燃料への転換を進めている。
 苫小牧工場にはRPFを最大で年二十六万㌧を使用する循環流動床ボイラを設置し、毎時二六〇㌧の蒸気を得て発電を行っている。


投稿者 yos : 10:15 | コメント (0)

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